ここでは、pfgrep.rbの他のオプションを説明します。
pfgrep.rbには現在のバージョンでは以下のオプションを用意しています。
ここで、公報の状態は登録査定、審査係属中、審査請求未済、拒絶査定、みなし取下 の5つを数字で指定します。状態と数字の対応は、以下のようになっています。
エラーにはなりませんが、pfgrep.rbで指定できるオプションは1つだけです。例えば、 2000年に出願され、Fターム4G146AA11が付与されている公報を抽出するには、面倒でも 以下のように入力する必要があります。
D:\Patent> ruby pfgrep.rb --year 2000 sample2.tsv | ruby pfgrep.rb --FT 4G146AA11
2000年に出願された公報で登録査定になった公報に付与されているFタームの頻度を 調べる場合には、必要な回数だけpfgrep.rbを使って目的の公報を抽出し、pft.rbで処理 するだけです。
D:\Patent> ruby pfgrep.rb --year 2000 sample2.tsv |^ More? ruby pfgrep.rb --state 1 | ruby pft.rb
面倒なようですが、実際の作業の場合には、適切なバッチファイルを作成することで 作業を簡略化することが可能です。また、バッチファイルを作成するプログラムを作る ことも比較的容易です。