条件を絞ってみる(その2)

ここでは、pfgrep.rbの他のオプションを説明します。

pfgrep.rbのオプション一覧

pfgrep.rbには現在のバージョンでは以下のオプションを用意しています。

ここで、公報の状態は登録査定、審査係属中、審査請求未済、拒絶査定、みなし取下 の5つを数字で指定します。状態と数字の対応は、以下のようになっています。

  1. 登録査定
  2. 審査係属中
  3. 審査請求未済
  4. 拒絶査定
  5. みなし取下

エラーにはなりませんが、pfgrep.rbで指定できるオプションは1つだけです。例えば、 2000年に出願され、Fターム4G146AA11が付与されている公報を抽出するには、面倒でも 以下のように入力する必要があります。

    D:\Patent> ruby pfgrep.rb --year 2000 sample2.tsv | ruby pfgrep.rb --FT 4G146AA11

任意の年に出願された公報で登録査定になった公報に付与されたFタームの出力

2000年に出願された公報で登録査定になった公報に付与されているFタームの頻度を 調べる場合には、必要な回数だけpfgrep.rbを使って目的の公報を抽出し、pft.rbで処理 するだけです。

    D:\Patent> ruby pfgrep.rb --year 2000 sample2.tsv |^
    More? ruby pfgrep.rb --state 1 | ruby pft.rb

面倒なようですが、実際の作業の場合には、適切なバッチファイルを作成することで 作業を簡略化することが可能です。また、バッチファイルを作成するプログラムを作る ことも比較的容易です。


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